義務化されたHACCPの「7原則12手順」と導入にかかる「費用」を解説!
食品衛生法が改正されてHACCP(ハサップ)の導入が義務化されましたが、未導入の中小企業や個人の飲食店も少なくありません。
そこでこちらでは、HACCP導入における基本「7原則12手順」と導入にかかる「費用」についてご紹介します。
HACCP導入における「7原則12手順」とは
HACCP導入による食品衛生管理を効率的かつ効果的に実施するため「12の手順」があります。そのうち重要な7つの手順は「7原則」と言います。
HACCP導入を検討されている企業様は、この「7原則12手順」の知識を深めることをおすすめします。
以下「手順5」までは、7原則の実施のための準備となります。
- 手順1:HACCPチームを編成する
- 手順2:食品の説明・記述(安定性、賞味期限、包装、流通形態)をする
- 手順3:製品の使用方法を確認する
- 手順4:製造工程一覧図を作成する
- 手順5:製造工程一覧図の現場での検証を行う
- 手順6(原則1):危害要因を分析する
- 手順7(原則2):重要管理点を設定する
- 手順8(原則3):管理基準を設定する
- 手順9(原則4):重要管理点のモニタリング方法を確立する
- 手順10(原則5):管理基準から逸脱した場合の是正方法を確立する
- 手順11(原則6):検証方法の手段を確立する
- 手順12(原則7):記録・文書化を行い、その保管システムを確立する
HACCP導入にかかる費用の目安
HACCP導入には、「人件費」と「審査費用」がかかります。その目安は、HACCP導入の規模や事業規模などにより異なりますが、最低でも50万円前後、高ければ100万円前後を見積もっておくといいでしょう。
また、事業者ごとに数年に一度のペースで更新が必要であり、その費用として約10万~20万円がかかります。
一方で、一般社団法人特化エキスパート推進協議会では、完全成功報酬型の顧問契約や、グループ共有型顧問契約など、事業者様のニーズに合わせてご提案も可能です。現場のこれまでのQSCの実施状況によっても異なります。
HACCP導入は一朝一夕で出来るものではなく、費用がかかるというネックもあります。しかし、食品衛生法改正によりHACCP導入は義務化されています。
スムーズな導入のための支援制度も打ち出されていますので、飲食店やホテルなどをはじめ食品物流の業者も、義務化の期限までにHACCPの導入を実施することが不可欠です。
食品衛生法の改正について
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飲食店開業の流れ
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